焼酎づくりへの
こだわり
安心・安全、品質にこだわり抜いた近代の生産設備を採用。
その一方で、70年以上育んだ伝統の技を次世代へ継承するべく、昔ながらの木樽蒸留器や信楽焼のかめ壷を取り入れました。
そんな想いが宿る焼酎造りを間近で感じられるよう、工場見学のしやすさも追求。
従来とは全く違う、伝統の技と近代の技術を融合した本格焼酎蔵です。
原料へのこだわり
さつま芋
自社農園を含む鹿児島県産の黄金千貫を使用。芋を処理する際はヘタ等の部位までも取り除き、おいしい部分のみを使用しています。
米
自社農園を含む鹿児島県産及び、一部国産の麹米を使用。地元栽培される原料にこだわり、安心・安全を追求しています。
仕込み水
地下250mから汲み上げた天然水(地然水)を使用。pH8.2、アルカリ性で素材の味を一層引き出す効果があるといわれています。不純物がないため、タンクに入れると透き通った青い水に見えます。
製法へのこだわり
特注「信楽焼」のかめ壷
制作場所や使用原料が明確で安心して使用できる日本製のかめ壷を探し求め、たどり着いたのが信楽焼でした。信楽の土は耐火性に富み、可塑性とともにコシが強く「大物づくり」に適しています。
仕込み
かめ壷の丸い形が重要です。この丸みが焼酎に自然な対流を起こし、より良い状態で発酵が行われます。砂に埋めて使用しているため、低温で一定した温度管理ができます。
貯蔵
貯蔵場所にもこだわり地下の安定した温度で貯酒しています。陶器が温度変化から焼酎を守ります。目に見えない陶器の気孔、遠赤外線の効果があると言われ、まろやかな味に変化し、さらに焼物がもつ独特の風味が移ることで、個性的な味わいがプラスされます。
手作りの「木樽蒸留器」
日本唯一の職人「津留 安郎」さんが手がけたこの蒸留器には設計図というものがなく、1本の釘も使用されていません。樹齢80年以上の杉の木(鹿児島県大隅産)と、竹製のたがだけを使い、すべて手作業でつくられました。この木樽蒸留器で蒸留した焼酎は、口当たりがとてもやわらかく、ほのかに木の香りが感じ取れる独特の仕上がりになります。